港区女子との戦い

昔の思い出を書いてみる。
某バーで見つけて、2対2で和んだ子だった。

スレンダーでドレス風の服装が似合っている女性。
顔の造形だけでいえばすごく美人というほどでもないが、スタイルと合わせると全体のバランスが取れていた。

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オレは、彼女を魅了したくなっていた。しかし、あまり食いつきが感じられない。
色んな角度からトークのボールを投げるも、全体的に会話の反応がよくなかった。これはダメだなと思いつつも、しゃべってみると、
彼女は、単にこの雰囲気、空間に慣れていない、そして、疲れているように思えた。
かといって帰れないし、一方でワンナイトは断固しないという姿勢だった。

だから、オレは一応LINEだけ聞いておいて、後日連絡することにした。
望みは薄いがつながればいいという程度であった。

しかし、何故かその後の食いつきは悪くなかった。
何を血迷ったのか、当時紅葉のシーズンだったこともあってか、昼の公園アポという超健全なデートを組んだ。

デート中徐々にラポールを築きながら、いちゃいちゃを始めるも、キスは断固NGだった。その日はキスの手前で終了した。

後日、再度デートをした。場所は、自分の家から近いレストランだった。
さらに彼女の家もそこから遠くなかった。

彼女は港区のタワーマンションに住んでいた。賃貸ではなくもちろん所有だ。親は社長。さらに彼女は都心の別の場所にもマンションを持っていた。
間違いなく成功者の娘だった。

残念ながら、オレの親はサラリーマンだし、港区などではない。家柄の違いを感じざるを得なかった。

その日、自宅付近でアポを設定したオレは、当然のごとくゴールを狙いにいったが、彼女を切り崩すことはできなかった。

終電がなくなるまで、オレ達は飲んで語った。当然家打診をしたが、鉄壁の防御力によって打診は通らなかった。

結局、彼女の家まで送り届けることにしたが、それは実家であり、彼女の家に入ることは許されなかった。
しかし、手をつなぎ、語りながらオレ達は夜のピクニックをした。

それはとても長いようで短い時間に感じられた。
まるでビフォワ・サンライズでウィーンの街を歩き続けた男女のように。
オレと彼女は東京の港区の深夜の街を歩いた。

彼女のマンションに着いた。彼女は翌日も予定があるようで、長くは引き止められない。
ここに来てお別れのハグをした。そしてキスをした。
随分と長い間お預けされたキスだった。だからオレはいつもの冷静さを少し失って、情熱的に彼女の唇を求めてしまった。
彼女もそれに情熱的に応じていた。

彼女の実家のマンションの真ん前で体を弄りながら、ディープキスをし続けた。
もうひと押しだ、と思った。しかしラストミニッツレジスタンスが強すぎた。

振り返ると、彼女は本能では求めていたのだと思う。でも理性が強い女性だった。
そしてオレはそれを崩すことができなかったのだ。

後日、オレは彼女に連絡した。次のゲームを設定しようとしたからだ。しかし、彼女からの返答はそっけなく、しだいに反応がなくなり、最後は連絡が途絶えた。

この日、彼女の家の前で求め合ったのが中途半端に終わったのが駄目だったのかもしれない。
彼女はバイヤーズリモース(購買者の後悔)に陥りつつあることを自覚していたのかもしれない。
いずれにしても、オレのその年の一番の思い出となった勝負は負けた。

振り返ると、お嬢様だからと思い慎重に徐々に攻めるやり方を選んだが、最後は一気にシュートで打ってしまい、どこかチグハグな戦いになっていたのかもしれない。あるいは自然に本能レベルで抱かれたいと思う男になる必要があった。

自分を磨こうと思ったアラサーの日の出来事である。

真の港区女子は簡単には現れない。

港区にどっぷり浸かった似非の港区女子はたくさんいる。
彼女たちは、真の港区ではなく、港区の男に引き上げられただけの女子である。

今回会ったような真性の港区女子はどこに行けば会えるのだろうか。
たまたま声をかけた相手に当たるかもしれない。

しかし、もっと効率的な方法はないかと考えた。
そのために使ってみたのが、アッパー層のためのデーティングアプリである。

これを使ってみた結果会った女性については、後日また書いてみようと思う。

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