夢の国で夢を叶えられなかった件

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4月某日、日曜日の暖かい昼過ぎ。天気も申し分なかった。私は少し恥ずかしい顔をしながらJRに乗っていた。向かう先は舞浜だ。今日はTDS東京ディズニーシー)でピックアップ活動をしにきたのだった。

時期は4月。入学や就職で人の流動が多い時期である。日本最大の都市圏である首都圏に集まってきた人も多いだろう。そのような人達がまず遊びに行く場所としてディズニーを選択することは大いにありえると思った。このため、4月中旬のタイミングで以前より温めていたこの企画を実践することにした。

 

私は今回の活動に当たってウイング選びを慎重に考えた。その結果、今回は彼に来てもらうことにした。大学時代にゲームセンターで出会って以来の古い友人である。出会って以来ずっと同居している。

 

今回のウイング(身長約45cm、横幅約45cm)

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 彼は今回のTDSには打ってつけのウイングに思えた。そもそも彼はディズニー村の一員なのだから。彼を鞄の中に入れるも、大きすぎて入りきらない。彼は私の鞄の中で上半身を露わにしたまま、電車に乗ることになった。彼は元々全裸であるが、少なくとも下半身は私の鞄の中でひっそりと隠れていた。そんな様子を私は少し恥ずかしく思いながら、期待を胸にTDSに向かった。

 

15時半頃、TDSに着いた。夢の国に着くと、私のウイングの存在は全く違和感がなくなった。TDSには土日15時から入場できるスターライトパス(5400円)がある。今回はそれを使い、22時までの約6時間頑張ることにした。折角なので朝8時から入場し22時まで約14時間頑張るという手もあったが、さすがに体力が持たないので、6時間の短期勝負で頑張ることにした。15分に1組声かけくらいのペースなら、休憩時間を抜いても20組くらいに挑戦できる。半分くらい番ゲできればそれで充分に思えた。

 

夢の国に入場して辺りを観察する。愕然としてしまった。JK、家族連れ、カップルが圧倒的に多い。2人組或いは3人組の女性グループもちらほらいるが、レベルが低すぎる。レベルが低くても声かけすればよかったのかもしれないが、そのような意欲はなかった。また、JKに声かけするのは我々のコンプライアンスに違反するし、家族連れへの声かけは流石に厳しい…。ところでJKはなぜ休日も制服なのだろうか。自分で可愛いと思ってるのだろうか。確かに制服姿は可愛いが…。

 

我々は少なくともCクラス以上(できればBクラス以上)の女性グループを探し彷徨い続けた。

運良く2人組の女性グループを見つけた。片方はAクラス、片方はCクラスのセットだ。しかもちょうど写真を撮っている。これは、恒例の「写真オープナー」を使うしかない。私は「写真オープナー」を発動した。オープンした!その後、ウイングと一緒に写真撮影したり、少し和むも放流された…。

 

ところで、当然だがこのウイングは全く喋らない。次からはウイングにも喋らせようと思った。

このようなイメージである。

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その後、「写真オープナー」を中心に普通のオープナーも使いつつ、何組か声かけをする。一緒に写真を撮ったり(主にウイングと)、ウイングを使いながら喋ったりして和むところまではいけるが、番ゲまでは至らない。また、アトラクショングダが多数発生しパーク内連れ出しもできなかった。

「写真オープナー」は1件以外全て成功した。成功率が高い極めて優秀なオープナーのようだ。しかし、和み後の番ゲ或いは連れ出しでどうしてもグダが発生する。最初のAフェーズのトークは今後の大きな課題だと認識した。

 

日が暮れるに連れ、我々は新たなアイテムを投入することにした。「ピーコックセオリー」の実践である。 

この光るサングラスを使いつつ、声かけを再開する。「ピーコックセオリー」&優秀なウイング&「写真オープナー」は充分に機能したが、当初感じたように全体的な声かけ対象の数が少なすぎた。

 

ほぼ諦めかけながら、夜20時のメディテレーニアンハーバーでのショーを迎えることになった。ショーに合わせて、ハーバーに人が集まってくる。この人の集まりに期待して、サージングをするも目ぼしい対象は見つからなかった。

そしてショーが始まった。なんとも綺麗だった。我々は暫しの間、ピックアップを忘れショーに見入ってしまった。冒頭の写真はショーの様子だ。

 

30分程経ちショーが終わった。徐々に人がはけていく。そんな中で1人の美女を発見した。ディズニーのキャスト(スタッフ)である。彼女は仕事中だ。話しかけたとしても長い時間は和めないだろうし、おそらくその場で連絡先も教えてもらえないだろう。ましてや連れ出しは不可能だろう。思考を巡らせながら、私は「手紙ルーティーン」の準備をし始めた。準備をし始めるとともに、彼女は同僚と一緒に足早に移動し始めた。急いで手紙を完成させなければならないと思いつつ、彼女の足取りを追跡した。

私は、デスノートから手を離さないように慎重かつ早急に火口の名前を書く夜神月のような心境で、焦りながらも間違えがないように慎重に自分の連絡先を紙に書きながら、彼女を見失わないように足早に移動し続けた。

しかし、手紙が完成し声かけできると思ったときには既に全てが終わっていた。彼女はスタッフ専用ルームに入っていってしまい、声かけが間に合わなかった…。

これは大きな教訓である。「手紙ルーティーン」に備えて事前に手紙を準備しておくべきだった。次からは外出の際には必ず手紙を携帯することにしよう。

 

失敗はしたが、キャストである美女に出会ってから改めてキャストを見てみたが、客のレベルよりキャストのレベルの方が明らかに高かった。

我々は9時頃にタワーオブテラーに乗るファストパスを取っていた。せっかくTDSに来たのだから、少しくらいはアトラクションに乗っておきたかった。

そう考えると、残された時間は少なかった。そして客の大多数は既に帰り始めていた。また我々の体力は限界に達しようとしていた。私は最後のチャンスだと思い、キャスト狙いでいくことにした。

サージングを始めると、すぐに対象を発見した。とあるアトラクションの前で入客管理をしている美女キャストがいた。私は客の流れが途絶えた瞬間を見計らって声をかけた。彼女は仕事をしており、長い間話すことはできない。ディズニーの話題から始めて、2、3分の間なんとか和む。そして「手紙ルーティーン」を発動した。とりあえず受け取ってもらえた。私にはブーメランに期待することしか残されていなかった。

 

ちなみに、キャストが帰っていくのは、タワーオブテラーの隣のこの場所のようだ。キャスト狙いをするなら、ショーの終りなどのタイミングに合わせて、ここで張っておくといいかもしれない。

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最後にタワーオブテラーに乗り、我々のTDSピックアップは幕を閉じた。総声掛け数は当初の想定を大きく下回り、十数人しか声をかけなかった。およそ30分に1回ペースである。また番ゲや連れ出しもできず、自分自身のレベルの低さを実感させられた戦いだった。

ただ、嬉しいことに「手紙ルーティーン」を仕掛けたキャストからブーメランが返ってきて、今のところやり取りも続いており死に番にはなっていない。

 

ところで、後になって聞いた話だが、ディズニーにはキャンパスデーパスポートなるものがあって、学生は安く入場できるらしい。その時期がちょうど3月の卒業・春休みシーズンに重なって、3月はJDで溢れるらしい。そんな事情は全く知らなかった。事前の情報収集が甘かったと思えた。

また、キャストにヒアリングした結果、やはり日曜より土曜の方が客の入りが多いようだ。確かに普通の社会人なら日曜より土曜に行くケースの方が多いだろう。その点も詰めが甘かった。

そうした事情を総合的に考えると、TDSでは、3月の天気がよくて暖かい土曜日というのが一番結果を出せるタイミングなのかもしれない。来年またその時期にチャレンジしてみるのもありだと思えた。

 

一方、費用対効果や時間対効果の面からみると、ピックアップだけしに行くには、TDSはどうしてもパフォーマンスに劣るように思える。普通にストリートやバー或いはクラブで活動した方がパフォーマンスは高いだろう。

 

また、後になって「手紙ルーティーン」について少し考えてみたが、単純にメモに書くよりは名刺にメッセージを書く方が信頼度が増すと思う。私の会社は一般人なら誰しも知っているような会社なので、信頼してもらえる気がする。しかしながら、名刺を渡した相手が危ない人だった場合、職場に電話をかけられるとか誰かに名刺を渡されるとか色々リスクも多いと思う。なので、できれば、会社の連絡先とメールアドレスを自分のLINEのIDに書き換えた名刺を作っておくといいのかもしれない。なんか変な感じもするが、一応今後そういう手法も検討してみようと思う。

 

ところで、今回のウイングについては、ぬいぐるみ以外に本当のウイングがいたことを一応補足しておく。今回のようなふざけた企画に参加してくれた真のウイングに感謝したい。

 

以上。たいしたこと書いてないけど。

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