恋愛市場の変化。リアルからネットへ。

古来、恋愛は自由ではなかった。

決められたコミュティ内の決められた相手と結婚することが定められていた。
この決まり切った制度は、人類の発展に伴い崩壊し、人々の出会い・恋愛はより進化していった。
決められた部族内での結婚、決められた階級内での結婚というルールはなくなっていき、少なくとも近代国家では、人々は自由に恋愛をすることができるようになった。

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だが、自由恋愛が可能となった現代でも、多くの人は特定のコミュティ内で出会いを求め恋愛をしている。

大学生であれば同じサークル、社会人であれば同じ職場といったようにコミュニティ内で出会い恋愛をするケースはまだまだ多いように感じる。
一方で、一部の人は、街へ繰り出し、ナンパをしている。知らない人に声をかけることでコミュニティを超えた出会いを実現している。

今までは、コミュニティを超えた出会いを実現できていたのは、ナンパという特殊な能力を身につけた一部の人間に限られていたものだった。
しかしながら、最近では、一般的な人にとって、コミュニティを超えた出会いがより簡単になってきているように思える。
その大きな仕掛けがスマホとSNSやLINEに代表されるメッセンジャーアプリだ。
特に、LINEは大きなプラットフォームだ。LINE自体に出会いの機能はないものの、コミュニケーションを図る上で必須のツールになっている。
そして、これらの仕掛けを前提としながら、数多くのスマホ用出会い系アプリが登場している。
多くの場合、スマホ用の出会い系アプリは出会いの起点となり、何回かのやりとりをした後、LINEという巨大なプラットフォームの中でコミュニケーションを行うことになる。

出会いから交流までの流れがスマホ一台を通じてできる世の中になった。こうした時代の潮流により、今後は、出会いの方法もリアルからネットへと徐々に移行していくのではないかと思う。

一昔前は、ネットで出会った人と付き合うことをリアルなコミュニティで開示することに何らかの恥ずかしさがあったように思える。
でも今はそういう時代でもないと思う。ネットでの出会い、リアルでの出会いを区別することなく、出会いを実現した者が勝者であり、ネットでの出会いという社会の変革に対応できないものが敗者になっていく世界になってきたのではないだろうか。

出会いを実現するという意味では、これまではナンパ師が圧倒的な強者だった。
古くはジャコモ・カサノヴァ、セルジュ・ゲンスブールに代表される好色家、現代におけるピックアップアーティスト(PUA)のように、ナンパ師の存在は時代を超えて生き続けており、これからもナンパ師が強者であることには変わりないだろう。

しかしながら、これからの時代、ネットを媒介とした出会いが加速することによって、ナンパ師でない一般人も強者になりうるのだと思う。
ナンパ師でもなく、更に時代の潮流にも乗れない人が敗者として恋愛市場から撤退していくことになる時代になってきたのではないだろうか。

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